英エリザベス女王、ぎっくり腰のため戦没者追悼式典を欠席
(CNN) 英国のバッキンガム宮殿は14日、エリザベス女王(95)が、ぎっくり腰のため戦没者の追悼式典を欠席したと明らかにした。
バッキンガム宮殿は声明で、エリザベス女王はぎっくり腰となり式典への不参加を決めたとして、式典に参加できないことを非常に残念に思っていると述べた。
慰霊碑への献花は過去数年と同じく、チャールズ皇太子が行った。
バッキンガム宮殿は11日、エリザベス女王の体調が良く、式典に参加すると明らかにしていた。
王室関係者によれば、今回のぎっくり腰による式典への不参加は最近の医師の助言による静養とは関係がない。今回のタイミングは不運で、女王自身が不参加を最も残念に思っているという。
英国のジョンソン首相は14日、エリザベス女王と先にウィンザー城で面会した際には女王は「とても元気だった」と明らかにした。
式典には、カミラ夫人や、ウィリアム王子夫妻も予定通り参加した。
昨年は新型コロナウイルスの影響で参加が規制されたが、今年の式典には多くの人たちが集まった。