世界のコロナ新規感染者数、米国が依然トップ オミクロン株は106カ国で確認 WHO
南北アメリカでは全体の合計人数が10%減少したものの、カナダが55%増、アルゼンチンが91%増など、4分の1の国で増加していた。
死者数はアフリカが前週比15%増だったが、ほかの全地域で減少した。減少幅は南北アメリカの15%が最大だった。
変異株については、世界で先週解析された検体のうち、96%がデルタ株だったことが分かった。デルタ株の割合は前週の99.2%に比べて低下する一方、オミクロン株の割合は1.6%と、前週の0.4%から上昇した。
オミクロン株は世界106カ国で確認された。ワクチン接種率の高い国でも急速に広がっている。重症化に関するデータは限られているが、英国や南アフリカで入院患者が増加した。