海底噴火でトンガに津波、日本や米西海岸でも観測
現地からの映像によると、奄美大島では高台に避難する住民らの車で渋滞が起きた。
自衛隊が未明に調べたところによれば、大きな被害は確認されなかった。
米西海岸の海面変動は現地時間の15日未明以降、カリフォルニア州中部の海岸で約130センチ、アラスカ州南部で約100センチを記録した。
カリフォルニア州中部サンタクルーズの海岸では15日朝、ちょうど満潮と重なる時間帯に海面が急上昇し、港の設備などが一部損壊した。
ハワイ州でも駐車場や港の冠水が伝えられたが、太平洋津波警報センターによれば、被害の報告はない。
専門家によると、フンガトンガ・フンガハアパイ火山の過去の記録からみて、噴火活動が数週間から数カ月続き、今回のような規模の噴火が繰り返される可能性もある。