米兵8500人、東欧派遣に備え警戒態勢 ロシアとの緊張高まる中
高官によると、バイデン氏は大統領山荘での22日のブリーフィングで、バルト諸国や東欧に展開する兵力を増強する選択肢について軍幹部と話し合ったという。
東欧増派の目的は抑止力を提供して同盟国を安心させることにあり、米兵がウクライナに展開したり、戦闘任務に就いたりすることは示唆されていない。カービー氏は、米国はウクライナに軍事顧問を派遣していると指摘した。
米国はロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っている可能性があると警告している。国務省は23日、ウクライナ首都キエフにある米国大使館の人員を縮小。緊急業務に従事しない職員やその家族は「慎重を期して」出国した。