キエフ西郊の町に爆撃、アパート2棟を破壊
(CNN) ロシア軍の部隊がウクライナの首都キエフに迫るなか、同市中心部から西へ約50キロの町ボロジャンカが1日に爆撃を受け、SNSに現場の動画が投稿された。
CNNは動画の撮影地と真偽を確認した。死傷者が出たかどうかは未確認。ウクライナ内務省にコメントを求めたが、返答は得られていない。
攻撃の直後に撮影された動画には近くで立ち上る煙や、破壊されたアパートの建物が映っている。男性が「何が起きているか見てくれ」「手当たり次第の爆撃だ」と叫んでいる。
建物の1階にあったレストランががれきの山と化し、数人が逃げて行く様子も見える。複数の車が炎上し、公園も遊具が散乱して火の手が上がっている。
もう1人の男性は「飛行機が2回通り過ぎて、3~4個の爆弾を投下した」「(がれきの中から)叫び声が聞こえる。生存者がいるかどうか調べている」と訴えた。