ロシア軍、ウクライナ2番目の原発に接近 米国連大使

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は4日、ロシア軍がウクライナで「2番目に大きい」原子力発電所まで約32キロに迫っていると明らかにした。

施設の名前は出さなかった。ウクライナの原発を監督する組織エネルゴアトムによると、発電能力の点で2番目に大きい原発は南部ムィコラーイウ州にある南ウクライナ原発。

トーマスグリーンフィールド氏は「(ロシアの)プーチン大統領は戦争を終わらせ、ウクライナ国民に対する非道な攻撃をやめることで、この人道的惨事を止めなければならない」とも述べた。

ウクライナでは現地時間4日未明、ロシア軍の砲撃を受けたザポリージャ原発で火災が発生。トーマスグリーンフィールド氏はこれに触れ、大惨事が「辛うじて回避」された後も危険が差し迫った状態が続いているとの認識を示した。

ウクライナのゼレンスキー大統領はこれに先立ち、ザポリージャ原発への攻撃を受けロシアの「核テロ」を非難していた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]