「マリウポリは地獄」、生存者とドローン映像が明らかにする破壊の規模
米衛星運用会社マクサー・テクノロジーズが14日公開した衛星画像には、病院や集合住宅を含め、街が大きな被害を被った様子が映っている。病院の南側の壁には穴が開き、周辺にはがれきが散乱。集合住宅も大きく損傷している。
衛星画像からマリウポリ西部の工業地帯で火災が発生していることが確認された=12日/Maxar Technologies
病院の南約1.6キロにあるプリモルスキー地区を捉えた衛星写真では、ロシアの空爆を受けたとみられる民家がくすぶっているのが確認できる。
14日に公開されたドローンの映像にも、破壊された集合住宅や街の西側から立ち上る厚い煙が捉えられている。
ドローンの映像は、ウクライナ軍に統合された超国家主義の民兵集団「アゾフ大隊」がテレグラムに投稿したもの。CNNは動画について位置情報の確認や信ぴょう性の検証を行った。