マリウポリからの「人道回廊」設置で合意、ウクライナ副首相が発表

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焼け焦げたバスの横を歩く住民=19日、ウクライナ・マリウポリ/Alexander Ermochenko/Reuters

焼け焦げたバスの横を歩く住民=19日、ウクライナ・マリウポリ/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ウクライナのベレシュチュク副首相は20日、南東部マリウポリから女性や子ども、高齢者を避難させる「人道回廊」を同日開設することで、ロシア側と合意に達したと発表した。

ベレシチュク氏はSNS「テレグラム」への投稿で、マリウポリの人道状況を受け、住民の避難に注力すると説明した。

車列は市内の交差点に集合した住民らを乗せて午後2時に出発し、ロシア支配下のベルジャンシクを通過して北上。ウクライナが掌握しているザポリージャへ向かうという。

ベレシュチュク氏は一方で、極めて厳しい治安状況のために予定が変更されることもあり得ると述べ、住民らに当局の指示に従うよう呼び掛けた。

マリウポリは数週間前からロシア軍に包囲され、激しい爆撃にさらされている。

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