西カブールの学校で爆発、6人死亡 アフガン首都
(CNN) アフガニスタンの首都カブールの西部にある高校と教育センターで19日、複数の爆発が起き、少なくとも6人が死亡、11人が負傷した。
死者の中に生徒が何人含まれているのかは不明。アフガン市民に無料で医療を提供しているNGO「エマージェンシー」によると、同団体が運営する病院には負傷した子ども7人が搬送された。
カブール警察の報道官はツイッター上で死者数を発表し、治安部隊が現場で捜査を進めていると述べた。高校では3回爆発が起きたという。
現時点で犯行声明は出ていない。死者数は今後、さらに増える可能性もある。
爆発現場はイスラム教シーア派の少数民族、ハザラ人が多く住む地区。これまで過激派による攻撃の標的とされてきた。
昨年5月には同じ地区の女子学校が爆破され、生徒ら少なくとも85人が死亡した。当時、犯行声明を出した組織はなく、イスラム主義勢力タリバンは関与を否定した。