ロシアに占領された村、住民3週間監禁の地下室を訪問 ウクライナ北部

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住民が監禁状態にあった地下室の壁には、人々が記した日付の数字が残る/CNN

住民が監禁状態にあった地下室の壁には、人々が記した日付の数字が残る/CNN

(CNN) 爆弾や砲弾による激しい攻撃を受けたウクライナ北部の村。30日あまりロシア軍の支配下にあったこの場所で何が起きていたのかが今、明らかになりつつある。現地のCNN取材班は住民が閉じ込められていた学校の地下室などを訪れた。

村の女性ソフィアさんは、戦闘が起きてまず最初に逃げ込んだという自身の小屋の防空壕(ごう)に案内してくれた。ここに貯蔵してあった食料はロシア兵に食べられた。

ロシア兵は村内を一軒一軒回って住民を拘束し、銃を突きつけて村にある学校の地下室に連行した。ソフィアさんたちはロシア兵から、ここに来たのは死ぬためだと告げられたという。

今度はナタリーという名前の別の女性が、自身が閉じ込められていた地下室に案内してくれた。

「ぼうぜん自失の状態だった」と、ナタリーさんは振り返る。「ただあそこに座って、早く全てが終わるように祈っていた」

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