北朝鮮、弾道ミサイル発射 日本と韓国が発表
ソウル(CNN) 北朝鮮は4日、弾道ミサイル1発を朝鮮半島の東方沖に向けて発射した。日本と韓国が発表した。
韓国軍合同参謀本部は、発射地点を北朝鮮の首都・平壌近郊の順安とした。
今回の発射は、北朝鮮が先月25日に軍事パレードを行って以来初めて。この時、金正恩(キムジョンウン)総書記は核兵器の開発を強化すると表明していた。
パレードは朝鮮人民軍の創建90周年を記念して平壌で行われ、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」や大型のロケット発射台、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などが登場した。
4日の発射実験は今年に入ってから13回目となる。このうち3月16日の発射は失敗に終わったとみられている。
試射の回数は2021年は8回、20年は4回にとどまっていた。