激戦で破壊された町、投降するウクライナ兵 ロシア軍のドローンが映す惨状
CNNはこの映像の撮影地を特定し、信憑(しんぴょう)性を確認した。撮影日は不明だが、ポパスナではここ数日、ロシア軍とウクライナ軍の激しい戦闘が起きていた。
映像はポパスナ中心部のすぐ北にある塹壕(ざんごう)の近くに砲弾が命中する場面から始まる。ウクライナ兵が少なくとも1人、塹壕を離れて近くの小屋の陰に身を隠す様子が見える。
ロシア兵少なくとも4人がその小屋へ向かっている。何度も爆発が起きる。そのうちの2回は、ウクライナ兵が小屋の中から投げた手投げ弾の爆発だった。
ロシア兵は、ウクライナ兵たちが身を潜める小屋の方に手投げ弾少なくとも4発を投げていた。ウクライナ兵たちがこの爆発で死傷したのかどうかははっきりしない。
続く場面は、多数のウクライナ兵が屋外でうつ伏せになった姿をとらえていた。ここでも周辺の探索にドローンが使われている。ウクライナ兵の動きを探り、ほかにウクライナ兵がいないかどうか探る目的と思われる。