ウクライナ首都にミサイル攻撃 アパートで死者1人、負傷者6人
ウクライナ空軍の報道官は、ロシア軍の戦略爆撃機がキーウ市内に4~6発のミサイルを撃ち込んだと述べた。
キーウのクリチコ市長は対話アプリ「テレグラム」上で、市内のシェフチェンキフスキー地区で複数の爆発があったと報告した。
クリチコ氏はCNNとのインタビューで、ロシアの「無分別な」侵攻を非難し、「何としてもこの戦争を終わらせなければ」と訴えた。
シェフチェンキフスキー地区は3月と5月初めにもミサイル攻撃を受けていた。ウクライナ内務省の顧問はテレビ番組で、同地区には複数の軍施設があるためロシア軍の標的になっているとの見方を示した。
バイデン米大統領は同日、キーウへの攻撃をロシアによる「さらなる蛮行」と非難した。ドイツでの主要7カ国首脳会議(G7サミット)開催期間を狙った挑発行為なのかという質問には答えなかった。