ウクライナ、ルクセンブルク称賛 国防費の15%を支援に
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領が、西欧ルクセンブルクが自国の国防予算のうちの15%をウクライナへの軍事支援に割いているとし、その卓越した貢献ぶりと気高さなどをたたえる発言をこのほど示した。
北大西洋条約機構(NATO)によると、ルクセンブルク昨年の国防予算は4億6200万ドルの規模だった。
ゼレンスキー大統領は毎夜行っている演説の中で、ルクセンブルクのベッテル首相が最近、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ウクライナ国民との連帯を表明したと説明。
占領者たちから解放したキーウ近辺の都市を訪れ、ルクセンブルクが戦後のウクライナ復興に加わる用意があることなどを表明したとして感謝した。
ベッテル首相はロシア軍による住民の虐殺疑惑も浮上しているキーウ近郊のボチャ、ボロジャンカやイルピンを視察。この後、SNSに「ボロジャンカは無分別な残酷な行為と暴力の象徴」と「ここで起きた恐怖を伝えることなど出来ない」と書き込んでいた。