ウクライナ南部ミコライウにミサイル8発、4人死亡と市長

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ミサイル攻撃で損壊したとみられるミコライウのアパート/Julie Akimova/news.pn/Reuters

ミサイル攻撃で損壊したとみられるミコライウのアパート/Julie Akimova/news.pn/Reuters

(CNN) ロシア軍の攻撃が続くウクライナ南部の都市ミコライウで29日早朝、8発のミサイルが撃ち込まれ、市長によると4人が死亡、5人が負傷した。

同市を州都とするミコライウ州の緊急対応当局は当初、5階建てのアパートにミサイルが命中したと発表。現時点で把握している被害として3人が死亡、民間人1人と緊急対応当局者1人が負傷したと述べていた。

同州の軍政トップ、ビダリー・キム氏は計5人が負傷したとの認識を示した。

ミコライウのセンケビッチ市長は計8回の攻撃があったと説明。使用されたミサイルについて、空対地ミサイル「Kh―55」の改造版で精度が低く、アパートを狙って撃ったのかどうかは分からないと語った。

同氏はさらに「ロシア軍の侵攻が始まってからこれまでに、攻撃を受けなかった日は18日しかない」「以前はクラスター爆弾を1日に何度も投下された。今はミサイルに切り替わっている」とコメント。侵攻開始以来、地元住民114人が死亡したと述べた。

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