日本で参院選の投開票 安倍元首相の警備態勢に問題か
東京(CNN) 日本で10日、参院選の投開票が行われた。2日前には安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件が起きており、今回の参院選は民主主義を守る選挙とも形容された。
投票は午前7時から午後8時まで行われ、125議席を545人が争った。
安倍元首相は8日、奈良での街頭演説中に撃たれて死亡した。
奈良県警の鬼塚友章本部長は、警備態勢に問題があったことは否定できないと述べた。NHKの報道によれば、山上徹也容疑者(41)は当初、爆発物を使用しようとしていた。
山上容疑者が捜査員に語ったところによれば、同容疑者は当初、岡山県で安倍元首相を殺害しようとした。しかし、岡山でのイベントでは入場の際に検査が行われ、中に入るのが難しいと感じたという。
米国務省は9日、ブリンケン国務長官が11日に安倍元首相弔問のため、東京を訪問すると発表した。