鹵獲されたロシアのドローンを分解、西側各国の技術を使用 CNN取材班が撮影
英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の専門家、サミュエル・クラニーエバンス氏は「ロシアの無人航空機(UAV)やドローンがウクライナの目標を識別してから攻撃するまでの時間は3~4分だろう」との見方を示す。
フランス製のレンズ、日本製のエンジン、米国製のGSM装置以外にどの国の部品が使われているのかとの質問に対し、マキシン氏はオーストリア、台湾、オランダなど、リストは多岐にわたると説明した。
マキシン氏の仕事は全ての製造番号を調べて製造元を特定し、関係国に対し製品がロシアのドローンに使われるのを防ぐ方法を考案するよう要請することにある。
ただ多くの場合、部品は民生用で、供給を阻止するのは簡単なことではない。ロシアは膨大な在庫を抱えている可能性があるほか、これまで長年にわたり輸出規制を回避してきた歴史もある。