森の中の弾薬処理場で爆発、大規模火災 高温で延焼懸念も 独ベルリン
消防署長は住宅が直ちに火災の脅威にさらされることはないとしながらも、空気が乾燥しているため火災が拡大する可能性があると注意を促した。
タイミング悪く、ドイツでは今年最も暑い天候が予想されている。ドイツ気象局によると、4日には気温が38度に達する見込みで、ベルリンには現在気象警報が出されている。
市当局はドイツ軍の特殊部隊など消火活動にあたる追加の部隊派遣を要請している。
この火災と爆発により、当局は鉄道輸送を停止し、グルーネヴァルトの森周辺の道路へのアクセスを制限している。
ドイツでは第2次世界大戦にさかのぼる弾薬は珍しいものではなく、昨年12月にはミュンヘンの利用者の多い駅近くで古い航空機用爆弾による爆発があり、4人が負傷した。