ヘルソン州の親ロシア派当局者、ウクライナ軍の激しい攻撃を報告
(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州でウクライナ軍が攻勢を続ける中、ロシアメディアは6日までに、ドニプロ川に面する町ノバカホウカの周辺で激しい攻撃があったと報じた。
ロシアを後ろ盾とするノバカホウカ行政府は5日、同町がまたしてもウクライナ軍のロケット弾による攻撃を受けていると説明。空襲警報が鳴るのは一日に8回目だと述べた。
ロシア国営RIAノーボスチ通信は行政府のトップの話として、夜間に74発のミサイルが飛来し、午前中にも砲撃が続いたと伝えた。道路や水力発電所に着弾したという。
行政府トップはまた、ミサイルの大半は防空システムで迎撃されたとし、防空システムの性能は日増しに向上していると述べた。
ノバカホウカには戦略上重要な水力発電所やドニプロ川を渡る橋が存在する。この橋はウクライナ軍の空爆や火砲による攻撃を頻繁に受け、現在は通行不能になっているとみられている。