ルハンスク州にハイマース攻撃、6人死亡 親ロシア派当局
(CNN) ウクライナ東部ルハンスク州のロシア支配地域に対してウクライナ軍の攻撃があり、占領地域の親ロシア派当局者によると、少なくとも6人が死亡、10人が負傷した。
ロシアを後ろ盾とする「ルガンスク人民共和国」の共同管理調整センター(JCCC)は、一連の攻撃はウクライナ軍が高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」を使用して実施したものだと主張した。
JCCCによると、20~21日、リシチャンスクやブリアンカ、トロイツケ、ルビズネ、チェルボニ・プラポルの集落が攻撃を受けた。
死者のうち5人はチェルボニ・プラポル緊急事態当局の職員だとしている。
ルハンスクはロシアが国際法違反の併合を試みているウクライナの4州のひとつ。4州が位置するウクライナ南部と東部ではウクライナ軍の反転攻勢が進行している。ロシアのプーチン大統領は19日、4州に戒厳令を導入する法令に署名したことを明らかにした。