ドネツク人民共和国の判事が撃たれ重傷 「暗殺未遂」と主張
(CNN) ウクライナ東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国(DPR)」でロシアに任命された判事が4日に銃撃を受け、重傷を負って病院に収容された。
DPRの内務省と称する組織が声明を出し、医師らが救命に努めていると述べた。
判事はDPRの「最高裁」で6月、ウクライナ軍に参加した外国人戦闘員3人に判決を言い渡していた。3人はその後、捕虜交換で解放された。
DPRは容疑者の特定に努めているとしたうえで、ウクライナによる暗殺未遂だと主張した。
DPRの首長を名乗るデニス・プシリン氏はSNS「テレグラム」を通して「ウクライナは引き続き卑劣なテロの手口を見せている」と述べ、「銃を使った暗殺の試み」だったと断じた。