ロシア、東部での攻勢に注力 ウクライナ軍当局者
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は4日、ロシア軍がウクライナ東部のリマンやバフムート、アウディーイウカ方面への攻勢に注力していると明らかにした。
ウクライナ軍参謀本部によれば、ロシア軍はクピャンスク方面で戦術的状況の改善を試みている。
ウクライナ軍参謀本部は、クピャンスクとリマン方面で、15カ所の集落が戦車や砲兵隊から砲撃を受けたと述べた。
ハルキウ州のクピャンスクとドネツク州のリマンは昨年9月にウクライナ軍によって解放されていた。
ウクライナ軍参謀本部によれば、バフムートとアウディーイウカ方面では30余りの集落が砲撃を受けたという。
ウクライナの国境警備当局は4日、バフムート方面でロシア軍の攻撃を撃退したほか、ロシア側の陣地に進攻したと明らかにした。戦闘によって、ロシア軍の兵士9人が死亡し、約20人が負傷したほか、ウクライナ軍が300メートル前進したという。
ウクライナ軍参謀本部によれば、過去1日で、南部のザポリージャ州やヘルソン州では40以上の集落が攻撃を受けた。
CNNはこうした戦況の主張について独自の確認ができていない。