ロシア国内の「さらに奥地」で攻撃 ウクライナ軍諜報部門トップが示唆
(CNN) ウクライナ国防省の諜報(ちょうほう)部門トップ、キリロ・ブダノフ少将は、ロシア国内のさらに奥地で攻撃が行われると示唆した。ウクライナ政府がそうした攻撃について現時点で何らかの役割を担うかどうかについては認めなかった。
ブダノフ少将は4日、米ABCニュースの取材に答え、ロシア国内での攻撃を目撃して非常に喜んでいると述べた。ブダノフ少将は、戦争が終わるまでは、ウクライナがそうした攻撃に何らかの役割を果たしたのかどうかという質問には答えられないとも語った。
ロシア国営RIAノーボスチ通信によれば、ロシア国防省は先月、エンゲリス空軍基地近くでウクライナのドローン(無人機)が撃墜された際、ロシア軍の要員3人が死亡したと発表した。同空軍基地はウクライナとの国境から何百キロも離れている。
ブダノフ少将は、記者からこうした攻撃がさらに行われると考えているかとの質問に対して「そう思う」と答えた。
「ロシア国内で? ロシアのより奥地で?」との記者の質問に、ブダノフ少将は「より奥地で、より奥地で」と語った。