ロシア、最大50万人の追加動員を計画か ウクライナ当局が主張

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(CNN) ウクライナ当局はロシアが今後数カ月で最大50万人の兵士を追加動員するとみている。ウクライナ国防情報総局の幹部、バディム・スキビツキー氏が明らかにした。

スキビツキー氏はインタビューで、「ロシアは今年春から夏にかけてウクライナ南部および東部で攻勢作戦を実施するため、30万~50万人を動員する方針だ」と主張した。

この50万人は昨年10月に動員された30万人に追加されるという。スキビツキー氏は「これはプーチン政権に戦争を終わらせる考えがないことを示している。ロシアの攻勢はドネツク、ルハンスク両州で行われる可能性があり、ヘルソン州とクリミア半島ではロシア軍は守勢に回るだろう」と述べ、新規動員は最大で2カ月続くとの見通しを示した。

ロシア当局は追加動員の計画を一貫して否定している。ただ、ロシアのショイグ国防相は昨年12月の会議で、軍の規模を3年間で現在の115万人から150万人に増強することを提案した。

これについてショイグ氏は、「ロシアの軍事安全保障に関係する問題の解決を保証するため」に必要な措置だとしている。

スキビツキー氏はまた、ウクライナ国防情報総局は昨年の年初時点で、2月初めかその少し後には全面侵攻が始まるものと認識していたと明らかにした。

ウクライナは当時、公の場ではロシアによる侵攻の可能性を重大視しない姿勢を示していた。

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