モルドバの「破壊工作」の主張、ロシアが否定
(CNN) ロシアの外務省は14日、モルドバのサンドゥ大統領によるロシア政府がモルドバの不安定化を計画しているとの主張を否定した。
ロシア外務省の報道官はテレグラムへの投稿で、「そうした主張は完全に事実無根で証拠もない」と述べた。
サンドゥ氏は13日、ロシアが「破壊工作員」を使ってモルドバを不安定化させようと計画しているとしてロシアを非難した。同様の主張は数日前にウクライナのゼレンスキー大統領からも出ていた。CNNはサンドゥ氏の主張について独自に確認できていない。
ロシア外務省は、モルドバをロシアとの対立に引き込もうとしているとして、ウクライナ政府を非難した。
同報道官は「モルドバの状況を弱体化させることをロシアが望んでいるとのほのめかしを断固として拒否する」と述べた。