ドイツ、ロシア軍の攻勢激化で弾薬増産へ 国防相

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NATO国防相会合を前に記者団の質問に答えるドイツのピストリウス国防相/Stephanie Lecocq/EPA-EFE/Shutterstock

NATO国防相会合を前に記者団の質問に答えるドイツのピストリウス国防相/Stephanie Lecocq/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) ドイツのピストリウス国防相は14日、ロシア軍がウクライナで攻勢を激化させていることを受け、ドイツは弾薬を増産すると明らかにした。

ベルギーの首都ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)国防相会合が2日間にわたって開催されるのを前に、ピストリウス氏はロシアが「東部ドンバス地方で主導権を取り戻す」動きを強めていると記者団に述べた。

同氏は「防空と弾薬供給の問題」は「戦闘機よりも重要」との考えを示した。

この指摘はNATOのストルテンベルグ事務総長の発言に共鳴したものだ。ストルテンベルグ氏は同日、NATOの「急務」は最新の戦闘機もウクライナに供与するかどうかを判断することより、すでに約束した軍事支援を届けることだと述べた。

ピストリウス氏はまた、ウクライナに供与済みのゲパルト対空戦車の弾薬を供給すべく、弾薬メーカーと契約したと発表した。その他の弾薬については「早急に増産するよう軍需業界に依頼するしかない」と説明した。

同氏はまた、「紛争が激化する可能性」に照らして、NATO加盟国が取るあらゆる措置は慎重に「考慮されなければならない」と警告した。さらに「戦争はすぐには終わらず、決着もすぐにはつかないと思う」と述べた。

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