激戦のドネツク州でレオパルト戦車の目撃主張、親ロシア派
(CNN) 侵略したロシア軍とウクライナ軍の攻防が続くウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派勢力は2日までに、激戦地となっている同州バフムート市近くでドイツの主力戦車「レオパルト2」の存在を目撃したと主張した。
親ロシア派勢力が樹立を自称する「ドネツク人民共和国」の最高責任者の顧問とする人物がロシアのテレビ局「ロシア1」の取材に述べた。
ただ、前線近くでの同戦車の出現による戦力上の効果は否定し、泥土が広がるような現在の気候条件を考えるならば、他の全ての装甲車両と同様、レオパルトのような重量の大型車両の移動は困難と主張した。
CNNは、この顧問の主張を独自には検証できていない。ただ、欧州の政府当局者は以前、ウクライナへの供与が表明されたレオパルト2型戦車の最初の分のウクライナへの引き渡しが始まったと説明していた。