ウクライナ当局、殺害された戦争捕虜の身元を公式確認

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殺害されたオレクサンドル・マツィエフスキー氏は、チェルニヒウ州の部隊に所属する狙撃手だった/Security Service of Ukraine

殺害されたオレクサンドル・マツィエフスキー氏は、チェルニヒウ州の部隊に所属する狙撃手だった/Security Service of Ukraine

(CNN) ウクライナの情報当局は、処刑前に「ウクライナに栄光を!」と叫んで殺害された戦争捕虜の身元を公式に確認した。兵士の殺害の様子はSNSで広く拡散していた。

ウクライナ保安局(SBU)はこの兵士について、チェルニヒウ州の部隊に所属する狙撃手のオレクサンドル・マツィエフスキー氏だと確認した。CNNはこれより前、マツィエフスキー氏の関係者や上官が動画の人物はマツィエフスキー氏だと認めたと報じていた。

当局者によれば、SBUはマツィエフスキー氏の家族や上官と連絡を取ったほか、写真や動画を分析して結論に至った。

マツィエフスキー氏は昨年3月に軍に招集されていた。12月の終わり以降、ドネツク州で行方不明との報告が出ていた。12月30日に頭部を撃たれて死亡し、遺体は今年2月に返還された。

SBUは、マツィエフスキー氏の殺害に関与したロシア軍兵士の身元の特定を進めている。

ゼレンスキー大統領をはじめウクライナ政府当局者はマツィエフスキー氏をカメラの前で殺害したことについて、戦争犯罪だと非難している。

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