世界の約10%、きれいな水を利用できず 「世界水の日」に考える支援活動
(CNN) 現時点で世界の推定7億8500万人がきれいな水を利用できない環境で暮らし、2年以内に世界の人口の半分が、水不足で不便が生じる「水ストレス」状態に陥る――。世界保健機関(WHO)がそんな統計を発表した。
3月22日は「世界水の日」。あまりに基本的でありながら、多くの人が不足に苦しむこの問題にスポットを当てるため、国連が制定した。日常生活の中でできる対策や、世界の水供給を支援するためにできることを紹介する。
支援団体
世界の水不足問題に対応するため、支援活動を続けている以下のような団体をサポートできる。
WaterAid。きれいな水、安全なトイレ、衛生対策を推進。現地のプロジェクト支援や啓発、政策活動を通じて1981年以来、2600万人以上にきれいな水と安全なトイレを提供してきた。
Charity: Water。水プロジェクトに投資する独特のアプローチを取る非営利組織(NPO)。現地のパートナーと連携して地域社会が主導する持続可能な水プロジェクトを展開し、寄付を寄せた人とその寄付の成果を常に結び付けている。
Water.org。地域社会がきれいな水と衛生状態を維持できるよう、資金提供に力を入れるNPO。俳優のマット・デイモンさん、エンジニアのギャリー・ホワイトさんが創設した。