ゼレンスキー氏、ザポリージャ州を訪問 IAEA事務局長と会談
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、同国の中南部ザポリージャ州を訪問した。ゼレンスキー氏は病院を訪問して兵士を見舞ったほか、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と会談した。ザポリージャ州の一部はロシア軍の支配下にある。
ゼレンスキー氏はこれより前、ザポリージャ州への訪問を発表していた。SNSには、ウクライナ軍兵士の隣にいられることは光栄だとのメッセージとともに画像を投稿していた。
ゼレンスキー氏は兵士や医師、看護師らに謝意を示した。
ゼレンスキー氏は、同地を訪れていたグロッシ氏とも会談した。グロッシ氏は核の安全や原発の治安状況について直接確認するため、ザポリージャ州を訪問していた。
グロッシ氏によれば、ゼレンスキー氏と発電所や職員の保護について多くの意見交換を行った。ゼレンスキー氏からはドニプロ川の水力発電所の最近の被害状況が示されたという。
グロッシ氏はツイッターへの投稿で、ダムがザポリージャ原子力発電所の核の安全を維持するシステムの必要不可欠な一部だと述べた。