ロシアの戦術核の国内配備、国際条約違反に当たらず ベラルーシ

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(CNN) ベラルーシの外務省は29日までに、ロシアの戦術核兵器を国内に配備することについて、核不拡散条約(NPT)の違反には当たらないと述べた。ロシア国営タス通信が伝えた。

外務省はタス通信に対し、ベラルーシとロシアの軍事協力は国際法に厳格にのっとって行われると述べた。

外務省は、特定の弾薬を搭載した航空機を操縦できるベラルーシ人操縦士の訓練や、そうした航空機の近代化、ベラルーシ政府に管理権を引き渡すことなくベラルーシ国内に核を配備すること、適切な技術へのアクセスはNPTに違反しないと述べた。

外務省はまた、ベラルーシが米国や英国、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)からの圧力にさらされており、そのために、ベラルーシ政府は自国の安全保障と防衛能力を強化するための報復的な行動を強いられたと述べた。

ロシアのプーチン大統領は25日、ロシア政府が隣国のベラルーシに戦術核兵器を配備する計画だと明らかにしていた。

こうした発表を受けて、西側諸国からは、戦術核のベラルーシへの配備は危険で無責任な行動だとの批判の声が出ていた。

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