フランシスコ教皇の容体改善、気管支炎感染で抗生剤治療 バチカン発表

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フランシスコ教皇の容体が改善したとバチカンが発表した/Guglielmo Mangiapane/Reuters

フランシスコ教皇の容体が改善したとバチカンが発表した/Guglielmo Mangiapane/Reuters

ローマ(CNN) ローマ教皇庁(バチカン)は入院中のローマ教皇フランシスコ(86)の容体について、気管支炎感染のため抗生剤の点滴を受け、30日には明らかな改善がみられたと発表した。数日中には退院できるとの見通しを示している。

フランシスコ教皇は若い頃に重い肺炎を患って肺の一部を切除しており、29日に息苦しさを訴えてローマ市内の病院に入院。検査の結果、気管支炎と診断されて抗生剤を投与する治療を受けた。

バチカン広報は、フランシスコ教皇が数日中に退院できるとの見通しを示し、午後の時間は静養したり祈りをささげたり、ある程度の職務をこなしたりして過ごしたと言い添えた。

「夜はゆっくり休むことができた。容体は改善しており、予定通りの治療が続けられている。今朝は朝食後、新聞を読み、仕事に戻った」と広報は説明、「昼食前は個人のアパートの小さなチャペルへ行き、そこで祈りに集い、聖体拝領を受けた」としている。

フランシスコ教皇は入院先の病院からツイッターに投稿し、「この数時間でたくさんのメッセージが寄せられたことに心を打たれています。その親密さと祈りに感謝します」と述べている。

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