英実業家ブランソン氏がウクライナ訪問、大統領と会談

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実業家のリチャード・ブランソン氏/Patrick T. Fallon/AFP/Getty

実業家のリチャード・ブランソン氏/Patrick T. Fallon/AFP/Getty

(CNN) 英ヴァージン・グループ創業者のリチャード・ブランソン氏が10日、ウクライナの首都キーウを訪れ、同国のゼレンスキー大統領と会談した。

ブランソン氏は、ウクライナ政府が支援金を募る窓口として立ち上げたクラウドファンディングサイト「UNITED24」の新たな使節に就任した。

ゼレンスキー氏は会談で、ロシアの軍事侵攻をめぐるブランソン氏の支援に謝意を表明。UNITED24に影響力のある人物が参加し、世界の注目を集め続けることが重要だと述べた。

ブランソン氏は、途中に立ち寄った西部リビウで兵士らと面会したと話した。中には両手と片足を失いながら前向きの笑顔を見せ、前線に戻りたいと話す兵士もいたという。

ブランソン氏はこれに先立ち、米慈善活動家ハワード・バフェット氏とともにキーウ近郊のブチャを訪問。同市や近隣の学校に子どもたちの給食を届ける団体のイベントに参加した。イベントにはブチャのフェドルク市長やゼレンスキー氏の妻オレナ・ゼレンシカ氏、大統領府のクレバ副長官も出席した。

フェドルク氏は、子どもたちのために毎日1万食以上が調理されると説明した。同氏が10日、SNS「テレグラム」に書き込んだところによると、ハワード氏の支援を受けて東部ハルキウ州にも同様の給食センターが開設される。

ブランソン氏は昨年6月にもウクライナを訪れ、ゼレンスキー氏と会談していた。

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