ヘルソン州黒海沿岸の都市、ロシア側行政府が大部分撤退 ウクライナ軍
(CNN) ウクライナ軍は、ロシア軍に占領された同国南部ヘルソン州黒海沿岸のスカドフスクで、ロシア側が設置した行政府の大部分が撤退したと発表した。
ウクライナ軍によると、スカドフスク地区及びスカドフスク市の行政府は活動を停止した。占領者は6日夜に文書や備品など公的機関の財産を車に積み、7日朝に家族とともに同地を離れたという。
ウクライナ軍参謀本部は、ロシア側は海路を利用してロシア軍占領地に文書や略奪品を運ぶ計画だと主張した。
軍の声明によれば、近隣の複数の村でも同様の動きが起きているという。