ルイ王子が初公務、ボランティア行事に参加 英
(CNN) 英ウィリアム皇太子夫妻の第3子、ルイ王子(5)が8日、初めての公務を全うした。
ルイ王子は両親と兄のジョージ王子(9)、姉のシャーロット王女(8)とともに、チャールズ国王の戴冠(たいかん)式を祝う週末の締めくくりに開催された全国的なボランティア行事「ビッグ・ヘルプ・アウト」に参加した。
一家は住まいのあるロンドン郊外ウィンザーに程近い街、スラウのスカウト支部を訪れ、小屋の改築作業を手伝った。ジョージ王子とシャーロット王女が玄関のペンキ塗りに励む姿もみられた。
ルイ王子は青いショートパンツとポロシャツ姿で、ウィリアム皇太子とともに掘削機に乗り込んだり、手押し車に土を入れて運んだりした。
アーチェリーを試すルイ王子/Daniel Leal/WPA Pool/Getty Images
母のキャサリン妃や姉のシャーロット王女に見守られ手押し車を押すルイ王子/Daniel Leal/WPA Pool/Getty Images
ウィンザー城では7日、戴冠式の祝賀コンサートが開催され、ジョージ王子とシャーロット王女は音楽に合わせて踊ったり歌ったりしていたが、ルイ王子は出席しなかった。
戴冠式では母のキャサリン妃とシャーロット王女の間に座ってあくびをしたかと思うと、しばらく姿が見えなくなるなど、子どもらしい様子が目を引いた。
道の補修などでスカウトのメンバーを手伝った王室一家/Daniel Leal/AFP/Pool/Getty Images
ルイ王子は昨年、故エリザベス女王の即位70周年式典でも、バッキンガム宮殿のバルコニーで儀礼飛行の音に耳をふさぐしぐさが話題になっていた。