ダム決壊からの復旧、米国が支援 ウクライナ外相

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ダムの決壊により冠水した道を通り避難する住民=6日、ウクライナ南部ヘルソン州/Alina Smutko/Reuters

ダムの決壊により冠水した道を通り避難する住民=6日、ウクライナ南部ヘルソン州/Alina Smutko/Reuters

(CNN) ウクライナのクレバ外相は、8日に米国のブリンケン国務長官に連絡を取り、ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカで起きたダムの決壊について話し合ったと明らかにした。

今回のダム決壊がもたらした産業面、環境面への被害は、過去数十年に欧州で起きた災害の中でも最大規模の一つ。

クレバ氏はツイッターで、「米国の助けを借りて、我々はロシアが引き起こしたカホウカでの災害の影響を低減する」と述べた。

ウクライナはダム決壊とそれに続くヘルソン市への砲撃をロシアによるものとして非難している。砲撃は、決壊後の洪水から大勢の住民が避難する中で実施された。

現在のところダムが意図的に攻撃されたのか、構造的な欠陥によって決壊したのかは不明。ロシアも決壊の原因はウクライナ側にあると糾弾している。

米国がどのように洪水後の対応を支援するのかについて、クレバ氏は詳細を明らかにしなかった。

ブリンケン氏とは米国による軍事支援や、今夏開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会談に関しても話し合ったという。

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