棺の中からノックの音、病院で死亡宣告の女性が蘇生 エクアドル
(CNN) 南米エクアドル西部のババオジョで、病院で死亡を宣告された76歳の女性が棺(ひつぎ)の中で息を吹き返し、棺をノックする出来事があった。
「棺のふたを開けると母の心臓が鼓動していて、左手が棺をたたいていた。私たちは救急車を呼んで母を病院へ搬送した」。息子のヒルベルト・バルベラさんはSNSに掲載した動画でそう語っている。
息を吹き返したのはモントージャさんという76歳の女性。動画には、棺の周りに集まった人たちにモントージャさんが支えられ、到着した救急隊によって病院に運ばれる様子が映っている。
棺をたたく音が聞こえたという/Ecuador Comunicación/Twitter
公衆衛生省は、この問題について調査が行われていることを明らかにした。
同省によれば、女性は脳卒中および心肺停止と思われる状態で9日に病院に入院し、蘇生措置に対しても反応がなかったことから、医師が死亡を宣告した。