NATO事務総長、ウクライナが「前進」
(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は13日、ロシアに対する反攻を進めるウクライナ軍が攻撃によって前進を続けていると述べ、西側諸国による継続的な支援の必要性を強調した。
ストルテンベルグ氏はバイデン大統領との会談後、「ウクライナが攻撃を開始した。まだ初期段階だが、ウクライナ軍は前進している。地歩を築きつつある。ウクライナがより多くの領土を確保すればするほど、交渉の場でより強い力を持つことができるようになる」と述べた。
ストルテンベルグ氏は、ウクライナが戦場で前進することで、ロシアのプーチン大統領はこの戦争に勝てないことを認識するだろうと語った。
会談の主要な議題は7月にリトアニアで開催されるNATO首脳会議で、加盟国が防衛費の支出水準を再確認する必要性などが取り上げられた。