欧州がロシアの侵攻で「脆弱」に 独
(CNN) ドイツの政府高官は、欧州が、ロシアのウクライナ侵攻によって安全保障上の脅威に対して、より「脆弱(ぜいじゃく)」となったと述べた。ドイツ政府は14日、国家戦略の大幅な見直しを発表した。
ショルツ首相は政府高官とともに首都ベルリンで行われた記者会見に臨み、改訂された安全保障計画の詳細について、いくつかの要素を説明した。
ベアボック外相は、ロシアのウクライナ侵攻によって、「欧州も脆弱だ」と強調した。
新しい安全保障計画には、環境政策の強化や、アフリカ諸国との協力の強化、食料安全保障の改善、軍プログラムの更新などが含まれる。
ウクライナでの戦争を受けて欧州の安全保障の状況は変化した。ロシアの軍事的脅威が高まり、長期的な優先順位の見直しが相次いでいる。