南ア大統領、ウクライナでの紛争の緩和求める ゼレンスキー氏との会談後
(CNN) 南アフリカのラマポーザ大統領は16日、アフリカ諸国がウクライナでの和平協定への関与をより強める用意があるとの見解を示した。これに先駆け、アフリカ諸国の首脳はウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談した。
「紛争の緩和が必須だ」とラマポーザ氏は述べ、10段階の和平構想の概要を説明した。複数のアフリカ諸国が構想への関与に合意している。
「また我々は、当事者双方による緩和が必要だと主張する。それにより和平を通じた問題解決の道筋が見えてくる」(ラマポーザ氏)
他のアフリカ首脳やゼレンスキー氏と並んで発言したラマポーザ氏は、外交交渉の実施を呼び掛けた。その上でこの日はゼレンスキー氏から、翌日はロシアのサンクトペテルブルクでプーチン大統領からそれぞれ話を聴くと付け加えた。
「交渉と外交的手段を通じて和平を実現するべきだ」「この戦争は可能な限り早急に終わらせるべきだと強く信じている」とラマポーザ氏は強調した。