国連、ウクライナで相次ぐ支援活動家らへの攻撃を懸念

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ロシアの無人機からの攻撃により破壊された建物=2日、ウクライナ南部オデーサ州/Stringer/Reuters

ロシアの無人機からの攻撃により破壊された建物=2日、ウクライナ南部オデーサ州/Stringer/Reuters

(CNN) 国連は3日声明を出し、支援活動の従事者らを含め、ウクライナでの民間人に対する直近の一連の攻撃について懸念を示した。

声明では今週発生した事例を挙げている。国連によると、ウクライナのNGO(非政府組織)の支援活動従事者4人が先月31日、同国南部のノバカホウカのダム決壊で発生した瓦礫(がれき)の撤去作業中に攻撃を受けて負傷した。

また、3日にはウクライナの国家緊急サービスの救急・救助隊員が、攻撃を受けて火災が発生した南部ヘルソンの教会での消火活動中に、「敵対行為」のために負傷した。

国連の声明には「支援活動の従事者や救急・救助のチーム、医師らがウクライナの人々を支援している最中に、大半の場合、地域社会を再建しようとしているときに負傷している事態は容認できない」とある。

さらに、国際人道法のもとで「家屋、病院、学校、礼拝所、その他の重要な民間インフラ、そして支援活動の従事者を含む民間人は保護されるべき」と訴えている。

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