ロシア軍、ドナウ河川港を「意図的」な標的に ウクライナ

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オデーサ州イズマイルへのドローン攻撃の後、損壊した施設の消火に当たる消防士ら/Ukraine's Operational Command 'South'/Handout/Reuters

オデーサ州イズマイルへのドローン攻撃の後、損壊した施設の消火に当たる消防士ら/Ukraine's Operational Command 'South'/Handout/Reuters

(CNN) ウクライナ国防省は2日、ロシア軍が1日夜からウクライナ南部オデーサ州にドローン(無人機)攻撃を仕掛け、特にドナウ川沿いに位置する同州イズマイルの港が狙われ、一部の施設が損壊を被ったと報告した。

ウクライナ軍は、標的となった河川港には具体的に触れなかったが、「多層階の管理業務ビルが相当な損傷を受けた」と述べた。

ウクライナ軍南部作戦管区によると、防空網が作動し、オデーサ州南部に襲来したイラン製の攻撃型ドローン「シャヘド」の11機を撃墜。これらドローンは「意図的」にドナウ川沿いの港のインフラ基盤の破壊を試みたとした。

ウクライナ産穀物の輸出をテロ手段で妨害し続けており、穀物搬入用エレベーターや穀物保管施設を攻撃したと説明した。

ロシアは先月17日、ウクライナ産穀物を黒海を通じて輸出する協定への参加停止を発表。これ以降、黒海に面する南部の港湾都市オデーサなどウクライナ主要都市にある穀物供給施設への攻撃を加速させていた。最近ではドナウの河川港などが攻撃の新たな標的と化した。

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