プーチン大統領、ロシアには最新兵器の増産が「必要」

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ロシアのプーチン大統領(左)とロステクのチェメゾフ社長/Kremlin Press Office

ロシアのプーチン大統領(左)とロステクのチェメゾフ社長/Kremlin Press Office

(CNN) ロシアのプーチン大統領は7日、ロシア国営企業ロステクのチェメゾフ社長と会談し、防衛産業における技術不足と賃金の急激な上昇について協議した。クレムリン(ロシア大統領府)が声明で明らかにした。

声明によれば、プーチン氏は、最新型の兵器の生産比率を高める必要があると述べた。チェメゾフ氏は、ロステクが高度な技術を持つ人材を十分に確保しようとしていると伝えた。

チェメゾフ氏によれば、防衛産業では昨年、賃金が17.2%上昇した。多くの工場が週末や休日、夜間に稼働したためで、こうした稼働日の賃金は割増で支払われる。

チェメゾフ氏はプーチン氏に対し、2022年の国からの防衛関連の受注について、達成率が99.5%と「非常に高かった」と述べた。

プーチン氏は、ロステクによるドローン(無人機)の増産の必要性についても言及した。

プーチン氏は、「クブ」や「ランセット」といったドローンが効果的だったと指摘。こうしたドローンの爆発は強力で、外国製を含むあらゆる装備を燃やすだけでなく、弾薬を爆発させるという。

プーチン氏は、クブやランセットの増産が必要だと語った。

プーチン氏は3日、産業界幹部との会合で、軍事費への支出と内需の組み合わせがロシア経済をけん引しており、製造業の雇用は安定していると述べていた。

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