イスラエルとレバノンの国境で爆発、イスラエル軍が攻撃
(CNN) イスラエル軍が空爆を実施するなか、イスラエルとレバノンとの国境紛争地域で9日、複数の爆発が目撃された。
レバノンの複数のチャンネルが放送したライブ映像には、イスラエルのヘリコプターが国境地帯の上空を飛行し、下から煙が立ち上っている様子が捉えられていた。煙の大部分はほとんど人が住んでいない地域から上がっているものの、集落からそれほど離れていない。
レバノンのメディアによれば、襲撃は空き家に対して行われた。
ドイツや米国、英国など、いくつかの外国の政府高官は、渡航情報を更新し、レバノンに滞在している国民に対して注意を促した。
イスラエル国防軍(IDF)は9日、声明で、レバノンからイスラエルに「潜入」した「複数の武装した容疑者」の殺害後、イスラエル軍のヘリコプターがレバノン領内を攻撃したと明らかにした。イスラエル北部はレバノンと国境を接している。
レバノン軍は、イスラエル軍が空爆や砲撃を行っているとして、市民に対して南部の国境沿いを避けるよう呼び掛けた。
イスラエル軍も同様にレバノン国境近くの民間人に対して注意を促し、屋内にとどまるよう呼び掛けている。