バイデン米大統領、イスラエルに到着 ネタニヤフ首相が出迎え
(CNN) バイデン米大統領は18日、イスラエルのテルアビブに到着した。直前にはパレスチナ自治区ガザ地区で病院が爆発し多数の死者が発生、イスラエルとパレスチナが互いに非難を応酬する状況となり、バイデン氏にとって大きなリスクをはらむ外交舞台となる。
バイデン氏は現地時間午前11時1分に大統領専用機「エアフォースワン」から降りて、イスラエルのネタニヤフ首相とヘルツォグ大統領の出迎えを受けた。
バイデン氏はイスラエルへの断固たる支援を示してハマスの排除に協力しつつ、ガザでの人道危機を和らげる方法も模索することになる。
到着前にはブリンケン米国務長官がヨルダン・アンマンからテルアビブに到着していた。米国の外交バランスの維持に細心の注意が必要とされる中、ブリンケン氏は数日にわたり中東7カ国を相次ぎ訪れていた。
イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃に対抗して、イスラエル軍はガザ地区への攻撃を続けている。今回の病院の爆発は紛争が地域に飛び火する危険性をはらんでいる。