戦闘続けての人質解放交渉を38%が支持、イスラエル世論調査
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」との軍事衝突に関連し、イスラエル国民の38%が人質の解放交渉をハマスとの間で即時に始めるべきとしながらも、交渉中も戦闘は続行すべきと考えていることが最新世論調査で12日までにわかった。
調査はイスラエル民主主義研究所が実施した。約2週間前の同様調査で同一の意見を示していた32%より増えたことになる。
調査結果によると、約22%はイスラエルの獄中にいるハマス構成員と人質を交換する交渉は一切すべきでないと回答。10%は人質解放交渉は戦闘終結後にすべきとし、交戦を中止することになったとしても交渉を即座に開始すべきと望んだのが21%だった。
今月5~6日に実施した今回調査には606人の男女がオンライン上や電話で応じた。参加者のうち約502人がユダヤ人で、残りはアラブ人だった。