ガザの住宅4万6000戸が全壊、23万戸超が一部損壊 国連推計
(CNN) 国連の推計によると、イスラム組織ハマスとイスラエル軍の交戦が始まった10月7日以降、パレスチナ自治区ガザ地区では推定4万6000戸の住宅が全壊し、23万4000戸超が一部損壊した。
国連が先月29日に発表した報告書で明らかにした。
米ニューヨーク市立大学大学院センターと米オレゴン州立大学の研究者らが衛星画像解析を行い、先月29日時点でガザ地区の全建造物の26〜34%が損壊していると推定した。先月18日時点では20〜26%と推定されていた。
イスラエル軍による空爆が集中しているガザ市とガザ北部では、全建造物の推定52〜65%が損壊しているという。