イスラエル軍、レバノンへの攻撃認める イスラム組織に対する「自衛」と説明
(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は5日、レバノン軍の兵士に対する攻撃を認めた。攻撃については、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する「自衛」だと説明した。
IDFはSNSに投稿した声明で、「レバノン軍は攻撃の標的ではなかった」とし、今回の事案について、遺憾の意を表明した。
IDFは今回の事案について、レバノンからの差し迫った脅威に対し、自衛のために行動したと主張した。IDFによれば、この脅威はレバノン南部マルジャユン地区の集落からのもので、そこにはヒズボラの攻撃や観測のための拠点が存在するという。
レバノン軍によれば、兵士1人が死亡したほか、3人が負傷した。
IDFによれば、攻撃後、レバノン軍の兵士が負傷したとの連絡があった。IDFは今回の事案について、調査を行っている。
今回の事案は、今年に入って紛争が激化して以降でレバノン軍兵士が死亡した初の事例とみられる。