イスラエル戦時閣僚の息子、ガザ地区で戦死 国防軍発表
(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は7日、戦時内閣で閣僚を務めるガディ・アイゼンコット氏の息子、ガル・アイゼンコット氏(25)がパレスチナ自治区ガザ地区北部で戦死したと明らかにした。
IDFによると、ガル氏はヘルツリヤ出身の曹長で、第699大隊に所属する戦闘兵だったという。
父親のガディ氏は2015年2月から19年1月にかけて参謀総長を務め、40年にわたり軍務に服した。
10月7日の攻撃後には、特定の部局を担当しない閣僚として戦時内閣に加入。所属政党はガンツ前国防相率いる「国民連合」で、22年にイスラエル国会に選出された。
ガザ地区では10月7日以降、計88人のIDF兵士が戦死している。
イスラエルのネタニヤフ首相はX(旧ツイッター)上で弔意を表明。「イスラエルの政府と市民は共にあなたの死を悼んでいる。英雄たちの死は無駄ではない。我々は勝利するまで戦い続ける」と述べた。