ガザのカトリック教会、狙撃現場の写真を公開
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市にあるカトリック教会で、イスラエル軍の狙撃兵が母娘2人を射殺したとされる現場周辺の写真が公開された。
自治区ガザ地区、ヨルダン川西岸地区とイスラエル、キプロス、ヨルダンのカトリック教徒を管轄するラテン・エルサレム総大司教区座が18日、現場の聖家族教会で撮影した写真をフェイスブックに投稿した。敷地内にはガザ住民数百人が避難している。
写っているのは敷地内の修道院だという。ここには障害者54人も収容されている。窓ガラスが割れた場面の写真もある。
投稿には、「この無意味な紛争を終わらせる時だ」と書かれていた。
同教会への攻撃は国際社会の注目を集めている。イスラエル軍は関与を否定したとみられるが、ローマ教皇フランシスコや、ここに家族が避難しているという英下院議員らが非難声明を出した。